|
| なぜ患者満足度調査なのか | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
医療の質評価と患者視点が求められている
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 患者満足度の構造 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 患者満足度に対する誤解・・・ ・待合室、待ち時間、単純な接遇の問題? ・満足度は医師とは関係のないもの? ・患者の満足度は治ったかどうかが 何よりも重要である? ・素人の主観的な判断で? 再現性のないいい加減なもの? ・科学的ではない? ただのアンケート調査? |
患者満足度は「医療」と「経営」の質を表す
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
患者満足度の統計的な影響因子
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 満足度と受療行動の関係 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
病院を選ぶ際の情報の種類(平成11年度「受療行動調査」厚生労働省)
※日本の医療機関の広告規制が、口コミでよい医療機関をみつけるのに、役立っている。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
受診中断患者のフロー図(6ヶ月以上診療を中断している患者の追跡調査)
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| コミュニケーションと医療訴訟 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 医療訴訟と患者関係 ・欧米の訴訟理由では、「仕返し」や「金銭取得」は少なく、@情報開示、A真相究明、B謝罪(誠意)、C再発防止が多い。 「医療紛争」医学書院 和田仁孝 他 2001 ・コミュニケーションの稚拙さが、医療過誤訴訟につながっている可能性がある。 「メディカル・インタビュー・マニュアル」インターメディカ 福井次矢監修 2000 ↓ 訴訟を防ぐ最も有効な方法のひとつは、信頼とオープン・コミュニケーションによる強固な患者との関係を確立することである。 -Obstetrician`s Prior Malpractice Experience and Patients` Satisfaction`` Gerald B.Hickson et al, JAMA,Vol272,No,20,pp1583−1587,1994 ・死産や新生児の死亡した母親を対象に、医師関係とケアの満足度を確した。これらを、過去の訴訟が多い医師群と訴訟がない医師群で比較した。 ・訴訟の多い医師に対しては、母親は、「急かされている」、「検査の説明ない」、「無視された」といった不満をもっていた。また、ケアに対する満足度も低い。 ・訴訟されていない医師に対しては、患者ニーズの尊重(アドバイス、検査や手順の説明、出産に伴う不安の軽減)されていると感じている。 ・不満の発生は、ランダムではない。コミュニケーションと患者関係のラボールに問題をもつ、過去に訴訟された医師群に多くの不満が発生していた。(但し、対象の母親は、誰も訴訟は起こしていない。) |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 患者満足度と患者行動のバリエーション |
コミュニケーションスキルと専門知識・技能 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 満足度調査の実際 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| <患者満足度調査>サービス ・第3者の立場から患者フィードバックによる診療サービスを評価する。 ・統計的なバリデーションに基づく、再現性の高い調査方法である。 ・他施設との比較により、客観的な評価をする。 ・コミュニケーションにより商店を当てた実際の把握により、満足度に直結する診療サービス改革策が明確になる。 ・非評価者の手間は、調査票を患者に依頼するだけ→時間管理、専門サービスの委託 ・医師は患者からのフィードバックにより元気になれる。 ↓ 患者視点の医療の実際に貢献する 調査項目
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ある開業医で実施した結果 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 診療の態度や進め方 1.身なりや髪型がきちんとしていた 2.化粧や口臭が気になった 3.あいさつをしてくれた 4.医師が名前を名乗った 5.はじめに「どうなさいましたか」と尋ねられた 6.うなずきながら聴いてくれた 7.こちらの訴えを要約してくれた 8.訴えに共感を示した 9.会話を続けるように促された 10.視線を合わせて話をした 11.会話をさえぎられた 12.おわりに近づいたら「ほかにありませんか」と 確かめられた 13.医学の専門用語が多かった 14.不明 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 患者からのフィードバックは元気の源 ・「自分の診療スタンス、態度が客観的に評価され、自信につながった。患者さんの立場からの評価で、病院の抱える問題点が浮き彫りにされた」 ・「医師に対する患者の気持ちが良く分かる(自分では気が付かなかった点)どちらかといえば昔タイプ?の医師と反省している。病院に対する不安にどう対処していくか考えてみたい」 ・「お蔭様である程度自信を得ました」 ・「患者満足度に関する調査に参加した事が始めてであったし、もちろんこのようなデータを目にするのも初めてで、非常に参考になった」 ・「弱点を知ることができた。今までのやり方で間違っていなかったということが再認識できた」 ・患者の生の声であり、ネガティブ、ポジティブ療法の意見が参考になる」 ・「自己判断ではなく、実際に診療をうけた側の意見としての判断が見られる」 ・「患者の医院に望む内容がある程度把握できた」 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||